注文住宅の場合、建築現場に出向くことで建物が完成するまでのプロセスを目にすることができます。建売住宅の場合は、完成済物件ではそのプロセスを目にすることはできませんし、未完成の状態では販売が行われていないこともあります、建物が少しずつ出来上がっていく様子は施主にとって待望のマイホームが完成していく瞬間に立ち会えるなどのメリットおよび魅力がありますが、施工業者側からすると素人ではあるけれども度々訪れるので手を抜けないなど良い仕事をしなければならないなどモチベーションの向上にも役立てることができます。自宅から近い場所で注文住宅の建設を行うのであれば、可能な限り1日1度は出向いて職人さんにお茶や休憩時間に食べることができるお茶菓子を持参するなど、これだけでも職人さんのモチベーションが上がって良い仕事をしてくれます。注文住宅ではあまり手抜きなどをするケースは少ないけれども、建築現場に施主が定期的に来ることが分かれば手抜きをする可能性は減りますし、もっと良い仕事をしたいなどの考えを持つ職人さんも多いといいます。
なお、建設会社の中には第三者機関による点検を採用しているケースもあるようです。注文住宅は建売住宅と比較すると欠陥住宅は限りなくゼロに近い、これは第三機関による点検が行われる機会が多いなどからも分かる部分です。さらに、検査を実施することで数年後に不具合が起きてしまうなどのリスクも回避できます。